この事件で問題になったのは、『淫獣聖戦』シリーズに登場する「鬼麿」という登場人物。設定では18歳であるものの、見た目は子供。その「鬼麿」が作中で成人女性と性的関係を持つことから児童ポルノと判断され、輸入・販売業者たちが起訴されました。
『淫獣聖戦』を観たことはありませんが、以下のファンサイトで作品の概要を知ることができます。「鬼麿」の画像もあります。
天津姉妹ファンの部屋(年齢確認あり)
第一審・控訴審ともに有罪としたため、業者は上告。民事および刑事事件を管轄するフランスの最高裁判所、破毀院は2007年9月12日の判決で『淫獣聖戦』を「クロ」と判断し、業者たちへの1500ユーロの罰金刑が確定しました。
児童ポルノに関するフランス刑法の条文と、破毀院の判決を以下にご紹介。専門家ではありませんので、誤訳が多々あるかと思いますが、なにとぞご容赦。
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