2007年08月24日

韓国アニメがフランスで大ヒット???

 相変わらず暑いので、視聴率47%! 韓国アニメがフランスで大ヒット(上)との朝鮮日報の記事に釣られてみます。

 「視聴率47%」・「フランスで大ヒット」などという大見出しを付けられてるんですから、さぞかし凄いアニメーション作品なんでしょう。さて、フランス人の反応はどのようなものなのでしょうか・・・。

>「空を飛ぶのが夢」というペンギンのキャラクター『ポロロ』。ポロロのふるさとは大韓民国だ。テレビアニメ番組『ポンポンポロロ』に登場、2004年にフランス最大の地上波放送「TF1」で47%という驚異的な視聴率を叩き出した。

 TF1の紹介ページによると、この『ポンポンポロロ』は一話たった5分(放送時間は朝の7時45分から)で、一期52話・二期52話の幼児向け(3歳から6歳が対象)のアニメーション番組のようです。フランス語タイトルはPororo, le petit Pingouin。

 TF1の「ポロロ」紹介ページはこちら

 そんな「驚異的な」「大ヒット」アニメーションならフランス人の反応もあるはずと思い検索してみたのですが、感想とか批評とかの反応が全く出てこない・・・。あれ?「大ヒット」じゃないの?幼児向けだからか?

AnimeKaの「ポロロ」紹介ページはこちら
Association Animez Vousの「ポロロ」紹介ページはこちら

 いずれにせよ、視聴率「47%」ってのは凄い?
 だがちょっと待って欲しい。先程のTF1の紹介ページをよく見ると次のように書いてあります。

> Résultat d’audience sur TF1 : 42% de PdA sur les enfants 4-10 ans

 つまり、4歳から10歳の子供を対象として携帯情報端末を使って集計したら、視聴率が42%(2005年)になった、ということのようです(朝鮮日報の47%という数字は2004年)。つまり、視聴率測定の対象が最初から限られてるわけです番組が対象としている年齢層をそのまま調査対象としているわけだから、そりゃ数字も高くなります。 

 参考までにTF1の他のアニメーション番組(全部で25くらい?)の中で視聴率が記載されているものをいくつか挙げると、以下の通りです。但し、調査対象年齢や調査期間、番組の長さ、放送時間帯には違いがあります。

Pat & Stan(4-10歳、2006-2007)=34.4%
おジャ魔女どれみ(4-10歳、2006-2007)=36.5%
Miss Spider (4-10歳)=37.2%
Monstre en serie (4-10歳)=38%
Zoé Kézako (4-14歳、2005-2007)=39%
Franklin (4-10歳、2005-2007)=40%

 42%とか47%という数字は確かに高い方なんだろうけど、視聴率測定の方法からして高くなるのは当たり前で、朝5分間だけの番組が「大ヒット」とか「驚異的」というのは素晴らしい「ウリナラマンセー」振りです。

> フランス系の世界的なリゾートサービス企業「クラブメッド」はバリ・プーケット・ビンタンなどで『ポロロ』をキャラクターにした子供キャンプまで開いた

 あの「クラブ・メッド」が!?それは凄い!と思って「ポロロ」の英語版公式HPのNEWSのページ見てみたら、

> Club Med Korea is opening Pororo kids camp program in Club Med Phuket and Bintan during March and April, 2007.

 なーんだ・・・。フランス本国のクラブ・メッドじゃなくて、「クラブ・メッド・コリア」か・・・。フランス人対象じゃないんですね。

 余談ですが、同じく英語版公式HPのNEWSのページで、ポロロを視聴できる国が紹介されているのですが、韓国(というか朝鮮半島。北でも視聴可能?)と日本だけ他の地域名から別扱いになってて笑いました。

posted by administrateur at 21:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 変なニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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