2008年12月06日

フランスの裁判所、アダルトアニメを児童ポルノと認定

 日本のアダルトアニメを輸入販売したフランスの業者が、児童ポルノを禁止する刑法に違反したとして有罪判決を受けていたようです。

 この事件で問題になったのは、『淫獣聖戦』シリーズに登場する「鬼麿」という登場人物。設定では18歳であるものの、見た目は子供。その「鬼麿」が作中で成人女性と性的関係を持つことから児童ポルノと判断され、輸入・販売業者たちが起訴されました。

 『淫獣聖戦』を観たことはありませんが、以下のファンサイトで作品の概要を知ることができます。「鬼麿」の画像もあります。

天津姉妹ファンの部屋(年齢確認あり)

 第一審・控訴審ともに有罪としたため、業者は上告。民事および刑事事件を管轄するフランスの最高裁判所、破毀院は2007年9月12日の判決で『淫獣聖戦』を「クロ」と判断し、業者たちへの1500ユーロの罰金刑が確定しました。

 児童ポルノに関するフランス刑法の条文と、破毀院の判決を以下にご紹介。専門家ではありませんので、誤訳が多々あるかと思いますが、なにとぞご容赦。


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posted by administrateur at 06:47| Comment(61) | TrackBack(0) | Anime en France | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月19日

フランス人の『孤独のグルメ』評

 なんか最近オーストラリアに対する印象が物凄く悪くなったんですけど。

 『孤独のグルメ』評をOrient Extrêmeからご紹介。谷口作品は、マンガと言うよりバンド・デシネとしてフランスで高く評価されている模様。

 気取っていて、繊細で、量が少なくて、どこかよそよそしい、いわゆる「フレンチ」よりも、気楽で、豪快で、大盛りで、庶民的な、「本来の」フレンチの方が好きです。

〜以下、訳。

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ラベル:孤独のグルメ
posted by administrateur at 21:46| Comment(12) | TrackBack(1) | Anime en France | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月05日

フランス人の『太陽の王子 ホルスの大冒険』評

 あけましておめでとうございます。

 Buta Connectionのニュースによると、高畑監督の来歴と作品を論じる本が昨年10月にイタリアで出版された模様。著者は映画批評家・作家のMario A. Rumor氏、題名は“The Art of Emotion - Il cinema d’animazione di Isao Takahata”。9年がかりで書かれた欧米で初の高畑監督作品論(400頁)とのこと。序文は『アズールとアスマール』のミシェル・オスロ監督。
出版社の紹介頁(表紙画像あり)  この本に関する英文記事

 Buta Connectionから『太陽の王子 ホルスの大冒険』評をご紹介。

 『太陽の王子 ホルスの大冒険』は2004年2月にフランスで劇場公開されています。この作品を劇場公開した国は、フランス以外にあるんでしょうか?

 社会主義リアリズムにインスパイアされたと思しき作品全体の演出もさることながら、ソヴィエトっぽい間宮芳生氏の音楽がレトロで良い。「行けー走れーホル〜ス〜♪光る明日目指〜し〜♪」 この頃の「明日」は明るかったのだなぁ。

 その時代時代の野心に燃える若きアニメーターたちが奮闘して、1968年に『太陽の王子 ホルスの大冒険』が、1987年には『王立宇宙軍〜オネアミスの翼』がそれぞれ生まれたわけですが、これら二作品に続く作品は生まれる(or生まれた)のでしょうか?

 ホルスはノーパン。

〜以下、訳。

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2007年09月22日

オタクの報道のされ方

 いつも見て頂いている皆様、本当にありがとうございます。忙しくて更新する余裕が無くなって参りました。せっかく来て頂いているのに申しわけありません。

 2001年の日本テレビ『世界まる見え!テレビ特捜部』にフランス人のオタクが登場した際の映像をYouTubeで見ることができます。それに対する主にフランス人の反応を抜粋してご紹介。

Sebastien Jarry : l'otaku ridiculisé au Japon

 登場するのはセバスチャン・ジャリー氏(詳しくは最後のリンクをご参照あれかし)。ビデオクリップの題名は「日本で笑いものにされているオタク、セバスチャン・ジャリー」というもの。必ずしもジャリー氏を馬鹿にしているわけではないと思うのですが、日本人であれフランス人であれ、一般にオタクに関する報道の仕方がこのようなもの(「オタク=奇異」)になってしまう傾向があることは否めないように思えます。

 そういえば、外国のメディアが日本を報道するときも、「日本=奇異」というステレオタイプを前提とすることが多いと思います。ニューズウィーク日本版今週号(9月19日号)の「東京特派員の告白〜外国の新聞が伝える「世界が見たNIPPON」はなぜデタラメなのか」という記事は、その意味で非常に面白いものでした。興味のある方は是非ご覧ください。


〜以下、訳。
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ラベル:フランス オタク
posted by administrateur at 23:43| Comment(1) | TrackBack(0) | Anime en France | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月08日

フランス人が語るアニメと禁断の愛

 Animekaのフォーラムから、「日本の変な風俗」と題されたスレッドを抜粋してご紹介。

 アニメに触発されてフランス人もいろいろと考えるところがあるようです。それを読みながらこちらもいろいろと考えさせられます。

 いずれにせよ、ある国とある国を比べて、どちらが進んでるとか、どちらが遅れてるとは、一概には言えないとは思います。

 それから、自分たちが属しているカテゴリー(民族とか、性的指向とか)の権利擁護のために、そのカテゴリーを主張・強調しすぎると、かえって違和感を持たれかねない、ということはフランスも同じようです。


〜以下、訳。

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ラベル:フランス アニメ
posted by administrateur at 21:27| Comment(1) | TrackBack(0) | Anime en France | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月28日

必見:『アズールとアスマール』

 AnimeKaのトップページで今月やっているアンケートの途中経過をご紹介。

質問:ジャパニメーションに対する一般人のイメージは良くなったと思いますか?
 A はい、お陰で自分もカミングアウトできるようになった。
 B いいえ、ジャパニメーションは今も評判が悪い。
 C 良くなったが、微々たるもの。

回答結果:A=1651票(32.0%) B=585票(11.4%) C=2917票(56.6%)
回答総数:5153票(7月28日現在)

 二重投票もあるであろう一サイトのアンケート結果を基に何かを言う、というのは危険なことかもしれませんが、敢えてそうするならば、フランスでアニメ愛好者であるということは、カミングアウトするかしないかに関わるような「深刻な」問題であった、と言うことができると思われます。しかも、過半数の人は未だイメージ改善の程度は「微々たるもの」と考えているようです。アニメの人気が高いとは言え、アニメ愛好者の意識も、アニメに対するフランス社会の目も、そう単純ではなさそうです。

 しかし、もしアニメに対するフランス社会の目が完全に肯定的なものになってしまったとしたら(そんなことはありえないでしょうが)、今のようなアニメ人気は持続するのでしょうか?


 そんなことより、ミシェル・オスロ監督の最新アニメーション映画、『アズールとアスマール』(Azur et Asmar)を観ました。是非是非お奨めしたい映画です。

 フランスでは2006年10月に公開され大ヒット。日本アニメのような激しい展開や作画で見せてくれる映画ではありませんが、穏やかにそして美しく、社会的なテーマを扱っています。

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posted by administrateur at 22:02| Comment(0) | TrackBack(0) | Anime en France | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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